1948-11-25 第3回国会 参議院 議院運営委員会 第15号
中村さんは、梅原議員の話が分からないとおつしやいましたが、どの点が分らないのですか、あなたの言われることを聞いておると、これを我々が審議する権利を確保することのできるような期間を與えて呉れないか、こういうことを我々は申入れをする、それができるやらできないやら分からないから、する必要はないとおつしやるのか、あなたが私の意見が分からないとおつしやつた点は、聞いておつて私は分からない。
中村さんは、梅原議員の話が分からないとおつしやいましたが、どの点が分らないのですか、あなたの言われることを聞いておると、これを我々が審議する権利を確保することのできるような期間を與えて呉れないか、こういうことを我々は申入れをする、それができるやらできないやら分からないから、する必要はないとおつしやるのか、あなたが私の意見が分からないとおつしやつた点は、聞いておつて私は分からない。
道義の高揚は先程梅原議員の言われたごとく、結局國民の高い教養によるより外はありません。高い教養は教育によつて培われます。我らは先に新憲法により平和國家、文化國家たらんことを世界に公約いたしました。この公約を守らなかつたならば、再び世界の不信を招き、國家は滅亡するより外はありません。この平和國家、文化國家とは道義の行わるる國家のことであります。
こういういろいろの點から考えまして、幼少年の頃から宗教情操教育を與えるということは、非常に將來の上から考え、又過去の例から見まして是非必要であると思うのでありますが、その教育に當る人が宗教というものを解しないようなことがありますると、一宗一派に偏するようなことがあり、又先程岩本議員、梅原議員から言われましたように非常に誤解された觀念を與える虞れがあるのであります。
○松野喜内君 本委員會の第一小委員會に附託されましたる請願書の第一號、即ち「教員養成の諸學校に宗教講座を設置することに關する請願」、請願者は東京都中央區築地三丁目一番地、日本宗教連盟理事長、安藤正純外四名提出、梅原議員紹介に關する請願につきまして、八月十八日第一囘の小委員會を開催いたしました。
けれどもこれは問題が非常に幾つかを含んでおるのではないかと思うのでありまして、目的とするところは勿論宗教心の發揚と道義の涵養とにあるのでありますが、その方策の一つとして梅原議員のお話の通り師範學校にこれを入れて行くという御趣旨はよく分るのであります。